試してガッテンで紹介された低カロリーダイエットの極意は、炭水化物の摂取量と摂取タイミングの調整です。この二つを主軸にしてカロリーコントロールをすることが、低カロリーダイエットを成功させるための重要なポイントになります。
炭水化物の摂取量
低カロリーダイエットで重要なのが炭水化物の摂取量です。その量は、具体的には毎食時の摂取カロリーの60%です。
「具体的な数字じゃないじゃないか!」と怒られそうですが、これが低カロリーダイエットの極意なのです。
もし一食の摂取カロリーが600kcalの人なら、その60%である360kcalは炭水化物で摂取するということです。
炭水化物の摂取タイミング
摂取タイミングは一日三食キチンと食べることと、一番最初に食べるものは汁物にすることです。
どのように腸を失う
一日三食食べることの必要性は、脳の生体機能維持を刺激しないようにするためです。
脳のメカニズムは「緊急事態!」になると、エネルギーを蓄える体質に変化することはすでに説明しています。もし一日二食で済ませるような生活をしているとしたら、脳はエネルギー不足の危険を常に感じているのですから、体質的にも太りやすい体質になってしまいます。
一番最初に汁物を食べる必要性は、胃を落ち着かせることと栄養分の吸収を穏やかにするためです。栄養分の吸収を穏やかにすることで、体内の血糖の上昇を緩やかにし、体内の血糖値を下げない状態を長く保つことができるのです。
ちなみに甘いお菓子やアイスなども同じ糖質ですが、これらの食べ物は体内に急激に吸収されるため、血糖値の上がり下がりが激しくなります。体内の血糖値が急激に上がると、脳は「大量にエネルギーが摂取されている。」と考え、エネルギーの貯蓄と血糖値の調整を始めます。
インスリンという物質が関係するのですが、急激に血糖値を上げてしまうと、体内に大量のインスリンが発生してしまいます。
この大量に発生したインスリンは、必要以上に糖をエネルギーに蓄え急激に血糖値を下げてしまいます。
ですので、炭水化物(=糖質)を摂取するときは、摂取タイミングとインスリンについても考えるようにしましょう。
脳のエネルギー管理は体内の糖の量によって決められています。体内に糖が多くあれば空腹な状態ではなく、体内の糖が不足すれば栄養摂取を求める指令を出します。お腹が鳴るのは体内の糖が不足するからと言われています。
体内の糖の量が不足するという状態が何回も連続で起こると、脳は「緊急事態!!」と判断し太りやすい体質に変化させていきます。
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